サヤカ、シュン、今日は集中するコツについて話そうと思う。勉強でも仕事でも、集中してやることが大切なのは分かっていると思う。長い時間ダラダラとやっていては疲れてしまうし、そもそも時間がもったいない。いかに集中して短い時間で勉強や仕事を終わらせるかは、時間投資という考え方からしても大切なんだ。
1.やることリストを作る

まずはやることリストを作っておこう。その都度、何をやろうとかと決めていたら、なかなか行動を起こせない。だから時間があるとき、思いついたときにやるべきことをノートにリストアップしておくことが大切だよ。
やることを書き出すとき、付箋を使うといい。やること1つに対して1つの付箋を使うといい。それをノートなどに貼り付けて、やることの一覧を作っておくんだ。そして完了したら、その付箋をはがす。
また、貼り付けるとき、優先順位をつけて並べるというのもいいアイディアだと思う。付箋を使うことで、優先順位が変化したら貼りかえることもできる。まだ先だと思って優先順位が低かったことが、締め切りが迫って来て、優先順位が高くなるように、優先順位というのは時間とともに変わってくるものだからね。
さらに、やることリストを作っておけば、そのときのエネルギーレベルに応じてやることを決めることができる。やる気にあふれているときは難しいことをやってやろうという気になるだろうし、疲れているときは簡単に済ませられることをやればいい。この話は以前、「時間を投資する」という話でしたと思う。
2.やらないことリストを作る

やることリストと同じくらい大切なのが、やらないことを決めることだ。たとえば「朝起きて朝食までの時間はスマホを見ない」とか、「寝る1時間前は電子機器を見ない」とか、「勉強中は音楽を聴かない」など、勉強や仕事の邪魔になることはやらないと宣言するんだ。頭の中だけで思っていたら、ついつい誘惑に負けてしまうから、“やらないことリスト”としてノートに書き出すことをおすすめするよ。
3.気の散るものを遠ざける

“やらないことリスト”として勉強中はスマホを見ないといったルールを決めても、近くにスマホがあったらついつい手を伸ばしてしまうよね。そのような誘惑に負けないためには、スマホの電源をOFFにするのが有効だ。
人間は何かに取り掛かるとき、それを始めるまでの行程が多いとやりたくなくなるものだ。その心理を逆手に利用して、集中の邪魔になるものは使うまでのステップを増やすといった工夫をするのがおすすめだよ。たとえば、さっき言ったように勉強するときにはスマホの電源を切るとか、スマホを別の部屋に置いておくようにするといい。
4.タイマーを用意する

集中する時間を長くしたいとき有効なテクニックがある。ポモドーロ法といって、1990年代はじめ、イタリアの起業家フランチェスコ・シリロ氏が発明した時間管理術だ。やることは簡単。タイマーを用意して、25分間集中して何かを行い、25分経ったら5分間休憩する。これを繰り返すんだ。
人間の集中力は長くは続かないし、一度に長い時間集中してしまうと、疲れ切ってしまって、そのあと集中できなくなる。ポモドーロ法では集中力が落ち切らないうちに休憩して、集中力を元に戻す。また集中して、休憩を入れるということを繰り返すことで、集中している時間を増やすことができるんだ。
さらに“終わりの時間”が分かっていることで、やる気が生まれるという効果もある。人間は終わりが見えないことはどこまでやればいいのか分からないからモチベーションが湧かないけれど、ポモドーロ法では25分で終わるということが分かっているから、やる気が出やすいんだ。
ポモドーロテクニックのやり方をまとめると、
- やるべきタスク(仕事、勉強)を決める
- タイマーを25分にセットする
- タイマーが鳴るまで集中してタスクを行う
- タイマーが鳴ったら5分休憩する
- 上記の1~4を2~4回繰り返したら、15分程度の長い休憩を取る。長い休憩時には、おやつなどのご褒美を用意しておくのもいいと思う。
また、必ずしも「25分集中+5分休憩」でなくてもいい。たとえば時間を短くして「10分集中+2分休憩」や「15分集中+3分休憩」としてもいいし、時間を長くして「48分集中+12分休憩」と1時間単位にしてもいい。自分に合った時間の組み合わせ、もしくはやることの難易度に合った時間の組み合わせを実践すればいいよ。最初は長い時間集中するのが難しいかもしれないけど、次第に集中できる時間も長くなっていくから、短い時間で始めるといい。
このポモドーロ法をやるにあたって、2つ注意点があるんだけど、それは
- 何か別のことがやりたくなっても、決められた集中時間のあいだは絶対にやらないこと。
- 休憩時間は休憩のみ行うこと。
とくに2つ目が重要で、休憩時間にスマホやインターネットをしてはいけない。そういったものは脳を興奮させてしまうから休憩にならないんだ。休憩には瞑想をしたり、ストレッチをすることが有効だと言われている。瞑想についてはとても重要だから、また別の機会で話そうと思う。
さいごに
今日は集中するためのテクニックを話したけど、少しずつ取り入れて習慣にしてもらえたらなと思います。
今日の話はこれでおしまい。じゃあ、またね。





