
お金を貯めることは、誰もが大切だと知っています。でも、お金をどのように使うかについてはあまり語られていないのではないでしょうか。
お金は交換するための道具であり、交換しなければ意味がありません。しかし、つまらないものにお金を使うことは賢明な行動とは言えないでしょう。お金持ちは、時に「ケチ」と言われることがありますが、それは一般人から見て「そんなにお金を持っているなら、もっと使えばいいのに」と思う場面で金持ちはお金を使わないからです。たとえ安いものでも、それに価値がないと思えばそれを買いません。2ch創始者の西村博之さんは自動販売機でジュースは絶対に買わないと言っています。お金持ちがお金持ちたるゆえんは、価値を判断する力に優れていて、価値あるものにしかお金を使わないからでしょう。
この話はお金に限らず、時間や自分の人生をどのように使うかということにも関連します。つまり、価値がある大切なものを何に使うかを考えることが大切だということです。
人生とは自分が使える時間だと考えることができます。時間を何に使うかを考えることは、「私は何のために生きているのか」という人生の問いに答えを見つけることにつながります。一日の時間をただ何となく過ごすのは、手元にあるお金をつまらないものに使うのと同じです。逆に、自分自身が価値あるものを見つけ、そのために時間を使うことができるようになると人生を充実して生きることができます。
私が尊敬する起業家で多摩大学教授の田坂広志先生は著書『すべては導かれている』のなかで、
『使命』とは己の命を何に使うかという、覚悟のことではないか。かけがえのない命を何に使うかという、覚悟のことではないか。
と言われています。
お金や時間、そして自分の人生といった価値あるものをどう使うか。そういった価値あるものと引き換えにしてでも、成し遂げたいと思えるものを見つけられた人は幸せだと思います。だから私の子供たちにもそういった使命感をもった人間になってほしいと願っています。
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