今日紹介するsmartinvest101の投稿はこちら。

Being rich ≠ Having money.
Being rich = Having free time, health, family, and money.
リッチであること≠お金を持っていること
リッチであること=金だけでなく、自由な時間、健康、家族を持っていること
お金は道具
資本主義である現代社会においては、ほとんどのことでお金が必要になりますから、お金があれば何でもできると思っている人は多いと思います。実際、お金を払うことによって多くのことが思い通りになるのは事実でしょう。対価を払うことで、いろいろなサービスを受けることができますし、様々な物を購入することができます。
しかし、無人島のようにお金が使えない場所ではお金に価値がないように、お金は何かと交換することで初めて価値を持ちます。つまりお金は便利な道具で、それをどう使うか、何と交換するかが重要です。そう聞けば、当たり前のことだと思う人は多いでしょうが、普段はそのことを忘れてお金そのものに価値があると思い込んでいるのではないでしょうか。
リッチであるとは
どんなにお金持ちでも、守銭奴のようにお金を貯め込むばかりでお金を使うことがなければ幸福にはなれないでしょう。幸せになるにはお金を賢く使う力も必要になります。こう考えると、リッチであること(being rich)を単に「お金持ち」と訳すのではなく、「お金から価値を引き出せる人」もしくは「豊かな人」と呼んだほうがしっくりくるのではないでしょうか。実際、英語の「rich」には「芳醇」や「豊かさ」といった意味もあります。当然、お金を持っていなければリッチではないわけですが、リッチであるためには他にも条件があるというのが今日の話のポイントです。ここでは「リッチな人」=「豊かな人」と呼ぶことにしましょう。
豊かな人の条件
そもそも時間がなければ、お金を使うことができません。医者や芸能人は高い収入を得ているけど、多忙でお金を使う機会がないという話はよく聞きます。お金を使う時間がなければお金から価値を引き出せないので「豊かな人」の定義からは外れます。
また、健康でなければどんなに高級な料理もおいしくないし、旅行にも行けないわけですから、健康でない人も本当の意味で「豊かな人」ではないということになります。健康が幸福の一番の土台であることは疑いの余地はないでしょう。
さらに、家族や仲間がいなければ、お金を使って体験した喜びを共有できないし、その喜びは半減してしまうので、「豊かな人」ではないということになります。
先日、「人生の知恵ブログ」のほうで人の人生には3つの幸福があるという話を書きました。幸福の土台である心身の健康に関わるセロトニン的な幸福、人生を豊かにする他者との関わりに関するオキシトシン的幸福、そして経済的、社会的な成功であるドーパミン的な幸福という3つの幸福があるという話です。
人とのつながりがなく、喜びを共有できる人が周りにいなければ喜びが半減してしまう理由も、この3つの幸福を考えると理解できます。誰かと一緒にいて安心を感じるのはオキシトシン的な幸福です。それに対して、お金を使って何かを買ったり食べたりするときに感じる幸福はドーパミン的な幸福です。お金を使って、誰かと一緒に何かを楽しむときにはドーパミン的な幸福とともにオキシトシン的な幸福も感じられるのに対して、一人だけの場合はドーパミン的な幸福だけでオキシトシン的な幸福を感じられないわけですから、まさに喜びが半減しているわけです。
さらにドーパミン的な幸福は慣れが生じますので、最初に感じていた喜びはすぐになくなってしまいます。どんなに高級な料理を食べても、豪邸に住んでいても一人であれば幸福感はすぐに失われてしまいます。それに対して、他人とのつながりは慣れが生じないオキシトシン的な幸福ですので、長く持続します。こう考えると、他人とのつながりがお金から価値を引き出せる「豊かな人」の要件に入ってくるのは当然なことだと思います。オキシトシン的な幸福につながる他者の最たるものは家族(family)ですが、家族に限らず親友や仲間でも同じことが言えると思います。
さいごに
どんなにお金を持っていても、自分のことしか考えずに、守銭奴のようにお金を貯め込むばかりで他人には一切お金を使わない人は本当の意味でのお金持ち、つまり「豊かな人」ではないわけです。今日紹介した投稿は、「お金が全て」と思い込んでいる人にとって、少し立ち止まって考えるきっかけになるのではないでしょうか。


