今日はsmartinvest101というInstagramから面白い投稿を紹介します。sartinvest101は投資に関して、いつも鋭いアドバイスをしてくれるので私のお気に入りのInstagramです。
今日紹介する投稿はこちら。
お金持ち(RICH)と貧乏人(POOR)の収入(INCOME)と出費(EXPENSES)が時間ともにどのように変化するかというグラフを示した図です。黄色い線がお金持ち、赤い線が貧乏人です。より正確には「将来、大きな資産を持てる人(RICH)」と「いつまでたっても資産が増えない人(POOR)」の対比として表現したほうがいいかもしれませんが、ここでは簡単にするため「お金持ち」と「貧乏人」という表現でいきたいと思います。
貧乏人の特徴
まずは赤い線の貧乏人について見ていきましょう。収入も出費も時間とともに直線的に増加していることが示されています。収入が直線的に増加するというのは、出世や昇進によって給料が毎年徐々に上がることをイメージしたら分かりやすいと思います。最近は給料が上がるどころか下がることもあるので、少しでも上がるのであればいいと思う人もいるかもしれませんが、このグラフは一気に収入が増えるのは望めないことを表しています。これはほとんどのサラリーマンに当てはまることだと思います。
もう1つの貧乏人の特徴は、収入の増加に合わせて出費も増えているという点です。給料が上がると、家賃の高い家に引っ越したり、高級車に乗り換えたりと生活水準を上げてしまう人が多いと思いますが、このように収入の増加に伴って生活にかかる費用も上げてしまうのはお金が貯まらない人(貧乏人)の特徴なわけです。
いったん上げてしまった生活水準はなかなか心理的に下げることができないと言われています。生活水準を上げた直後は幸福を感じられるでしょうが、すぐにその生活に慣れてしまうのでその幸福は長続きしません。脳というのは変化には敏感に反応しますが、同じ状態が続くとすぐに慣れて反応しなくなるという特徴があるからです。そしていったん慣れてしまうと、その水準が“普通”となってしまいます。さらに何らかの原因で収入が減って生活が苦しくなっても、その“普通”の水準からレベルを下げることはこれまでの生活の快適さを失う“損失”を意味するので、人間にとってとても苦痛になります。行動経済学という学問で、人は何かを得るよりも失うことを重く見積もること(つまり損をしないことを優先させる)が知られています(「損失嫌悪」と呼ばれます)。
お金持ちの特徴
それに対して黄色い線のお金持ちはどうかというと、①収入が指数関数的にぐんぐんと増加しているのに、②出費は一定のまま変わらないのが分かります。
指数関数的に収入が増加するというのはどういう状況でしょうか。1つは株式投資において、複利効果で資産がどんどん増加していくという状況が考えられます。毎年の配当を再投資することで時間が経てば経つほど資産が指数関数的に増えていくというのが複利の効果です。他には個人事業主になったり自ら会社を起業して、その事業が成功したという場合も考えられます。会社を作っても最初はうまくいかないでしょうが、何度も挑戦と失敗を繰り返すなかで経験が積み重なっていつか成功する可能性もあります。また会社を作って従業員を雇い、他人に働いてもらうことで、(うまくいけば)収入は青天井に増えていきます(自分の時間を切り売りするしかないサラリーマンはこうはいきません)。このような状況がグラフにある収入の指数関数的な増加を表しているわけです。
一方でお金持ちになる人の出費は一定のままです。収入が増えても出費は増えないのは、ムダなものを買わないということでしょう。新築のマンションでなくても中古マンションや賃貸で十分ですし、自動車も中古で十分用は足ります。見栄を張りたい気持ちを捨てれば、生活していくのにそれほど大金は必要ありません。またお金持ちはお金を何に使うかということを強く意識しているのだと思います。お金持ちはお金を投資に回せば将来、何倍にもなって帰ってくることが分かっているので、ムダなもの(浪費となるもの)を買うのではなく、投資にお金を回すわけです。
収入が指数関数的に増えていく一方、出費は増えないので収入と出費の差がすべて貯蓄・財産となっていきます。これがお金が貯まる人の特徴です。つまりお金持ちとはムダなことにお金を使わない投資家もしくは事業家だと言えると思います。
高いものを買っても、すぐに慣れてしまうので幸福は続かないものです。逆に言うと、お金をたくさん使わなくても幸福感は感じることができます。こういったことに気づけるかが「お金持ち」になれるかどうかの分かれ道だと思います。
お金持ちになるには
以上のことから言えることは、お金持ちになりたいのであれば以下のことを心掛けることだと思います。
- 投資をして複利効果を味方につける
- 副業や起業をする
- 収入が増えても支出(特に固定費)は増やさないようにする
とくに2つ目は大切で、副業や起業をすることで税金をコントロールする選択肢が増えます。サラリーマンは源泉徴収という形で税金を天引きされるので、節税の方法が限られていますが、個人事業主や会社経営者はまず経費で売り上げを減らして、課税額を減らすことができるといった節税対策がいくつもあります。このあたりのことは橘玲さんの著書『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』に詳しく紹介されています。
今後もsmartinvest101の面白い投稿を紹介していきたいと思います。




