前回、目標達成のために行動を継続することが大切だって話をしたけど、努力を続けること自体に努力が要るわけで、努力が続かないというのは誰もが悩むことじゃないかなと思う。もちろん父さんも何かを継続しようと思っていたけど、途中で挫折したことは数え切れないほどあるよ。だから今日は努力を継続していく力「継続力」を生み出すためのテクニックについて話をしようと思う。

どんな目標を立てた?

「健康のために運動をしよう」「早起きして勉強しよう」「将来のためにお金を貯めよう」どれも素晴らしい目標だと思う。でもこれだとおそらく続かないんじゃないかなと思う。その理由は、目標のための行動が大まかすぎるからなんだ。

たとえば「健康のために運動をしよう」という目標。運動するといっても何を、いつ、どこで、どのくらいするかは、この決意の中には含まれていないよね。この目標を思い出したとき、毎回そういったことを決めなくてはいけないんだったら、おそらく「めんどくさい」「やりたくない」「明日からやろう」といったネガティブな反応が出てくるのが目に見えている。これでは目標達成のための行動を続けることができないよね。

もう1つの問題点は、これらの目標はどうなったらゴールなのかが分からないという点だ。「将来のためにお金を貯めよう」という目標は終わりがいつになるか分からないよね。一生お金を貯め続けるっていうことかもしれないけど、終わりの見えないことに対して人間はモチベーションが湧かないのが普通だと思う。終わりがないことって達成感が得られないからね。それに長い目標というのは、逆に言うと緊急ではないということだから、脳はそれを今すぐやらないといけないこととは判断しないので、なかなか手をつけられないと思うんだ。

じゃあどうしたらいいのかを次に話していこう。

目標の立て方

上に挙げた「健康のために運動をしよう」「早起きして勉強しよう」「将来のためにお金を貯めよう」という目標・決意は、(1)大まかすぎる、(2)ゴールが見えないという問題があるわけだけど、それを解決するには具体的で終了条件(ゴール)がはっきりしている目標にするといい。

たとえば「早起きして勉強しよう」という目標を、

(いつまで)再来週のテストまで

(いつ)6時に起きて

(どのくらい)1時間

(何を)英語の練習問題を解く

という目標に変えたら、達成しやすくなると思う。

「健康のために運動をしよう」という目標は

(いつまで)10月にあるマラソン大会まで

(いつ)毎日、夜9時に

(どのくらい)2km

(何を)近くの運動公園でジョギングをする。

といった目標にしてみるといいんじゃないかな。

人間は、ゴールや内容が明確でないことにはなかなかやる気になれないわけだけど、逆に言えば、やるべきことが具体的であれば実行しやすくなるんだ。だから、目標を決める際は、行動を具体的なものにして、明確な終了条件(ゴール)や期限を決めることで、どこまで達成したら「成功」となるのかを設定することが大切というわけなんだ。

30日トライアルのすすめ

習慣を身に着けるテクニックに「30日トライアル」というものがあるから、最後にそれを紹介しよう。これは期限を設定しにくい目標に対して、1か月間、習慣化したいある活動をルーチンとして毎日同じ時間に行うというものだ。さっきは例として10月のマラソン大会を期限にしたけど、そんな大会がない場合もあるだろう。その場合「これから30日間、夜9時に2km走る」というふうに30日間という期限を決めることで、モチベーションを維持しよういうテクニックだ。

スケジュール帳を使ったり、エクセルで自分で簡単な表を作成したりして、30日間続けられたかを毎日チェックしていくといいと思う。自分が目標を守って実行していることが目に見えて分かると、途中で途切れさせないようにしようという気持ちになるものだからね。

まとめ

「習慣は第二の天性なり」と言われたりするんだけど、それは「身についた習慣はいつしか生まれつきの性質のようになる」という意味だ。要は、習慣的に行動することがとても大切だよということ。サヤカとシュンにも目標を決めて、それに近づくための行動を習慣化してほしいと思う。

今日の話はこれでおしまい。それじゃ、あまたね。